はじめまして、KHCmasterと申します。
今回はプログラミングを一切しらない人でもFlowScriptを使えるようになろうということで、FlowScriptの基礎から学んでいく講座になります。PPDで使えるようなスクリプトを書けるようになるまで講座何回になるか分かりませんが、よろしくお願いします。
必要なもの・最新版のPPD(PPDのみインストールされていればおk)
さらに、この講座では基本的な操作については省略するので、以下の動画を見て操作については学んでおいてください。(2個目は見なくてもいい)
・http://www.nicovideo.jp/watch/sm17280224
・http://www.nicovideo.jp/watch/sm20515757
それでは、講座を開始します。
まず、PPDEditorは使いません。プロジェクトを作ったりするのがめんどうなのでFlowScript実行用のアプリケーションを利用します。
KHC\PPD\FlowScriptControlTest.exeというアプリケーションがPPDのフォルダにあるので起動してください。
すると一つの黒いウィンドウとFlowScript編集用のウィンドウが表示されます。
黒いウィンドウはコンソールと呼ばれるもので、出力を確認するウィンドウです。
とりあえず、以下の手順に従ってHello Worldを出力するスクリプトを真似して書いてみてください。
①Misc.EntryPointノードを作成
②Console.WriteLineノードを作成
③Misc.EntryPointのStartからConsole.WriteLineのInまでイベントリンク(緑色の矢印)を作成
④Console.WriteLineノードをクリックして選択状態に(水色に)
⑤ウィンドウ右下にあるテーブル(プロパティ一覧)のTextの右の部分をクリック(テキスト編集状態に)
⑥Hello Worldと入力してEnterで確定
これでスクリプトの記述は終わりです。
早速実行してみましょう。ウィンドウ左上のファイルメニューの下にある実行ボタンを押してください。
そして、もうひとつの黒いウィンドウを見てください。
Hello Worldと出力されているのを確認できましたか?
これが最小のFlowScriptのスクリプトになります。
スクリプトの解説としては
・Misc.EntryPointはスクリプトが実行されたのを知るためのノード
・Console.WriteLineはTextプロパティに設定された文字列を改行つきでコンソール(黒いウィンドウ)に表示するノード
・Misc.EntryPointのStartからConsole.WriteLineのInにつなぐことで、スクリプトが実行されたときにコンソールに文字列を表示するように
となっています。
ノードの使い方が分からなければマウスをノードの上に乗せておくとヒントが出るので参考にしてください。
今回はこれで終わりです。次回はコンソールを使ってもう少し遊んでみます。
作成したスクリプトは添付しておくので、作成がめんどうくさいという方はご利用ください。
また、この講座に関する質問もこのスレッドで受け付けています。